婚活では結婚相手の条件をどのように決めるかということは一番最初に行うことなので、非常に大事な部分になります。
そこで婚活サービスを利用して婚活する場合の、年収や職業・学歴などから結婚相手を選ぶ場合のポイントについて解説しようと思います。
人によって結婚相手に求める条件は違ってくると思いますが、結婚相手の収入や職業は重要な項目になってくるので見ておいて損はないと思います。
婚活で一番最初に見るのは年収・職業・学歴
婚活サービスを利用して婚活する場合に「内面を重視しなさい」とか「一緒にいて安心できる人が良い」というのはよく聞く話です。
実際にその通りなのですが、内面や雰囲気って実際に会ってみないとわからないんですよね。
婚活で実際に一番最初に見るのは結婚相手のパーソナルデータである年収や職業・学歴などになります。
婚活する場合には年収や職業、学歴などで結婚相手の候補を絞り込んでから実際に会う男性を決めるという流れになります。
会う前から内面や雰囲気が分かればいいのですが、こういったことは実際に会ってみないとわからないので、現実問題として、最初は年収や職業、学歴で男性を選ぶことになります。
そこで年収や職業、学歴で結婚相手男性を絞り込む場合のポイントを解説しようと思います。
婚活で年収から結婚相手を選ぶポイント
婚活で女性の多くが関心を示すのが年収だと思います。
結婚生活を維持するうえでは年収は非常に重要で、子供を作ることを考えると、できるだけ年収が高い男性と結婚したいと思うのは当然のことです。
そこで収入を見る場合のポイントを2つ解説しようと思います。
安定した収入での年収なのかをチェック
年収といっても自営業などの場合には、良い時と悪い時が分かれるので、自営業の場合は単年の年収を見てもあまり参考にならないと思います。
そういった意味では収入が高くても、自営業やフリーランスで働いている男性の場合は注意が必要です。
もちろん自営業やフリーランスの男性がダメということではないですが、高収入というだけで、こうした職業の男性を選ぶと失敗する可能性があります。
可能なら複数年の収入が確認できると安心感が出てくると思います。
年齢と収入を比較しよう!
会社員は現在でもある程度は年功序列の名残があるので、20代の男性よりも30代の男性の方が収入が高い傾向にあり、30代よりも40代の男性の方が収入が高いです。
そのため単純に収入だけ比較すると若い男性は不利になります。
サラリーマンの場合なら20代男性なら年収300万円台は普通で、30代なって400万円台、40代で500万円以上という感じが一つの目安になってくると思います。
年齢と年収を比較して平均くらいなら十分に婚活候補に入れてもいいと思います。
職業から結婚相手を選ぶポイント
私は年収よりも職業の方が重要なポイントだと考えます。
職業が違ってくれば年収が変わってくるので、職業によって年収は大きく左右されます。
また現在は終身雇用が保証されない時代になっており、経団連は「企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しい」と述べているくらいです。
そのため安定して将来も働ける見込みがある職業なのかを重視したほうがいいです。
公務員は最強の安定職
企業が終身雇用は難しいと言っている中で、唯一終身雇用が守られそうなのが公務員です。
公務員は一見すると給料が安いように見えますが、手当てが多いので額面通りの年収よりも裕福な生活が可能です。
また公務員は不景気でも給料が下がりにくいという側面があるので、安定した経済基盤を確保するなら最適な職業です。
また公務員になる人は安定志向の人が多いので、転職によっていきなり収入が激変するという懸念も小さいです。
公務員が婚活で人気というのもうなずけますね。
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医師や看護師・薬剤師も安定した高給職業
医師も男性看護師も敷居が高い職業ですが、人手不足ということもあり、収入は高く雇用も安定しているので婚活相手としては非常に魅力的な職業です。
医師はいうまでもなく婚活の人気職で、医師を狙って婚活する方も多いです。実際に高収入で安定した職業と言えば医師くらいしかないのではないかと思います。
看護師も高収入で安定した職業ですが、男性看護師はまだまだ少ないので婚活で会えることはそこまで多くないと思います。ただ看護師も十分に婚活相手の候補になる職業だと思います。
薬剤師も専門職で、近年は病院や調剤薬局だけでなくドラッグストアでも需要があり、活躍の幅が広がっています。地方でも薬剤師は高給取りなので、どこに行ってもお金に困ることはないと思います。
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技術系専門職も安定した職業
技術職も安定した職業として有望です。
技術職の場合は見習い期間は給料が安いですが、技術が身に付けば給料はどんどん増える傾向にあり、転職でも技術職の場合は経験者が断然優遇される傾向にあります。
そのため終身雇用が崩壊した状況でも、手に職があるような方は次の仕事を見つけやすいです。
こういった技術職の若い見習い男性の場合、給料は安いですが、見習いを卒業すると収入の大幅アップが期待でき、意外と穴場なのではないかと思います。
高収入サラリーマンは注意!
大手企業や外資系企業のサラリーマンは高収入で魅力的です。こういった高収入のエリートサラリーマンに魅力を感じる女性は多いと思います。
ただ高収入のエリートサラリーマンは激務で競争も激しいことから、家庭をかえりみないという方も少なくないです。
またあまりのハードワークなので、結婚後に体を崩してしまったり、転職して収入が大幅に下がるということも十分に考えられます。
終身雇用が崩壊して実力主義になってきた日本では、高収入をずっと維持できるという保証はないので、安定性という意味は若干不安があります。
高度な技術が必要な専門職なら問題ないですが、営業などの成績重視の仕事だと、長く続かない可能性があります。
学歴から結婚相手を選ぶポイント
婚活では学歴を重要視するのは男性よりも女性の方が顕著です。
特に高学歴女性は相手にも高学歴を求める傾向があり、「同じくらいの学歴でないと話が合わない」という女性は少なくないです。
ただ学歴は社会に出て就職してしまうと役には立たないので、社会に出ると学歴は単なるブランドとしての価値しかないです。
女性側が学歴で男性を選ぶのは悪いことではないですが、男性も女性の学歴を重視していると思ったら大違いです。
男性は女性の学歴はまったく気にしないです。それよりは容姿や年齢を重視する傾向にあります。
そのため婚活で学歴をアピールしても効果がなく、むしろ「うざい」と思われてしまうので注意しましょう。
年収や職業・学歴だけで結婚相手を決めてはいけない!
婚活サイトや結婚相談所、婚活アプリなどで婚活する場合には、最初からわかるのは相手の職業や年収などのパーソナルデータのみです。
そのためこれからお見合いする相手や会う相手をこうしたデータから選ぶことになりますが、ここで厳しい条件を付けてしまうと、会う相手がほとんどいなくなってしまいます。
また年収が高い男性はモテるので、相手女性にもそれにふさわしい若さやルックスの良さを求めてきます。
そのため、あまり年収の高い男性に絞り込みすぎて婚活すると、いつまで経っても婚活が進まない可能性があります。
あくまでも年収や職業に関しては最低限必要なレベルで相手を絞り込むといいです。
よくある質問(FAQ)
年収の最低ラインはどう決めるべきですか?
現在の生活費と将来のライフプラン(住居・子育て・貯蓄率)を数値化し、世帯年収の目安から逆算します。個人年収の一点ではなく、世帯での実現可能性で考えるのが実用的です。
職業と勤務形態、どちらを優先すべきですか?
職業名よりも「勤務時間帯・休日・転勤・在宅可否」など生活リズムへの影響が大きい要素を優先。日常が合うかどうかが満足度を左右します。
学歴はどの程度重視すれば良いですか?
学歴そのものより「学ぶ姿勢・価値観の近さ・コミュニケーションスタイル」が結婚生活では重要です。学歴は参考情報として位置づけましょう。
「理想が高すぎる」と言われます。条件の下げ方は?
絶対条件を3つ、希望条件を5つに圧縮。期間を決めて(例:2〜3か月)優先度を検証し、出会いの母数と照らしてリライトします。
年収の変動が大きい職業は不安です。どう見極める?
直近の年収だけでなく「3年平均・収入の内訳・将来の見通し・貯蓄率・保険や備え」を含めて安定性を評価します。
転勤・単身赴任の可能性はいつ確認すべき?
早期(2〜3回目)に「転勤範囲・頻度・期間・同居or別居の方針・費用負担」を概要レベルで共有しましょう。
家事・育児分担と年収の関係はどう話し合う?
収入額の大小ではなく、就労時間や通勤時間を含めた「時間資源」で配分。平日・休日の分担表を仮作成して具体化します。
親の介護や実家行事など“家族観”はいつ触れる?
価値観の核として初期に概要を共有。想定シナリオ(近居・同居の可能性、帰省頻度、費用と役割)を短時間×複数回で段階的に話します。
収入に直接触れずに家計観を確認する言い方は?
数字ではなく原則から。「貯蓄率の目安」「大きな支出の決め方」「家計の共有・各自費のバランス」などルール面を質問します。
条件に合う人が少なく感じます。打ち手は?
出会いチャネルを2〜3本に分散(アプリ×相談所×紹介等)、検索条件の“生活動線”(沿線・時間帯)を重視し、オンライン10分→対面60分の標準化で効率を上げます。
条件が合っても会話が弾みません。改善策は?
プロフィールの具体性を増やし(勤務/休日/趣味の頻度)、初回は「事実→感想→質問」の型で3往復を目標に。会う前のオンライン10分でテンポ確認を。
見切りの基準はありますか?
①代替案なしキャンセルが2回以上 ②返信72時間超が複数回 ③住・金・家族観の話で具体が出ない——のいずれかが続けば再評価しましょう。
体験談:条件の決め方で結果が変わった3つのケース
体験談1:年収一本勝負から“世帯設計”に切り替え(33歳・企画職)
当初は年収◯◯万円以上で検索していましたが、出会いが伸びず停滞。見直しで「世帯年収」と「通勤時間・休日一致」を重視に変更。
プロフィールに貯蓄率や家計方針(共有口座+各自費)を明記したところ、価値観が近い相手からのアプローチが増加。
3回目デートで住居圏と家事分担の仮合意まで進み、半年で婚約。個人年収→世帯設計への発想転換が奏功しました。
体験談2:職業名より“勤務形態”を優先してストレス減(36歳・看護師)
「士業・外資」など職業名で検索していましたが、夜勤やシフトと合わず日程が流れがちに。
条件を「在宅可否・残業量・休日の型」に変更し、初回はオンライン10分→対面60分を標準化。
2回目で平日夜の短時間デート、3回目で休日の使い方を具体化でき、連絡のストレスが激減。
結果、生活の整合性が高い相手と交際に発展しました。
体験談3:学歴重視から“学ぶ姿勢”へピボット(34歳・事務職)
学歴を最優先にしていましたが、会話が表面的になりがちで継続せず。
プロフィールに「読書・講座受講・資格学習」などの学び習慣を具体で記載し、相手にも最近の学びを質問。
価値観の合う相手とは、家計のルールや将来の再教育費用(リスキリング)まで自然に議論でき、4か月で真剣交際へ。
学歴そのものではなく“継続して学ぶ姿勢”を指標にしたのが鍵でした。
まとめ
婚活サービスを利用して婚活する場合には、年収や職業、学歴などはパーソナルデータとして一番最初に開示される情報なので、多くの女性は最初にこれらのデータをもとに、アプローチする男性を絞り込んでいきます。
人柄を重視して婚活する女性でも、出会う前から人柄を知ることはできないので、目の前にある情報で最初は男性を絞り込んでいく必要があります。
最初の絞り込みでは、あまり年収や職業の条件を厳しく設けない方が成功しやすいです。
最初から条件を厳しくすると、アプローチする相手が少なくなり、出会いの機会を少なくするだけになってしまいます。
婚活して間もない時期は、男性を見る目を養うためにも、できるだけ多くの男性と会うことが重要になってきます。
特に結婚相談所は結婚意欲が高く、収入が安定している男性が多いので、真剣に婚活を考えているなら利用候補になると思います。
下記で結婚相談所など婚活サービスを比較しているので参考にしてください。