婚活中に「どんな人がタイプですか?」と聞かれたとき、「特にないです」と答えていませんか?
実はこの返答、婚活市場ではかなり損をしている可能性があります。
この記事では、なぜ「好きなタイプがない」と言うと結婚が遠のくのか、その理由と改善方法を解説します。
「好きなタイプは特にない」がNGな理由
1. 本気度が伝わらない
婚活は「結婚」という明確なゴールを目指す場。
なのに相手の条件をまったく持っていないと、男性は「本気で婚活していないのかな?」と思ってしまいます。
2. 自分の軸がないように見える
タイプがない=自分がどんな結婚生活を望んでいるかが曖昧。
「この人と本当に合うのか?」と相手が不安になってしまいます。
3. マッチング精度が落ちる
相談所やアプリでは希望条件をもとにマッチングが行われます。
タイプがないと、紹介される相手との相性がバラバラになりがちです。
婚活での「好きなタイプ」の伝え方【例文あり】
「好きなタイプ」とは、見た目や職業だけではなく、価値観やライフスタイルも含めた総合的な要素です。
例1:価値観重視タイプ
「穏やかで、お互いの時間を大切にできる人が理想です」
例2:家族志向タイプ
「家庭を大切にして、一緒に子育てにも関心がある方だと嬉しいです」
例3:会話重視タイプ
「話し合いができて、感情を押しつけない人に惹かれます」
好きなタイプを明確にするメリット
-
婚活に一貫性が出る
-
紹介される相手とのミスマッチが減る
-
自分の理想像がクリアになることで、結婚後の生活イメージが湧く
「タイプがない」状態から抜け出す方法
✔ 過去の恋愛を振り返る
どんな人に好感を持てたか、逆にどんな人が苦手だったかを整理しましょう。
✔ 自分が大切にしたい価値観を言語化する
「安心感」「ユーモア」「誠実さ」など、人生観に合う要素を考えてみてください。
✔ 結婚後の生活をイメージして逆算する
理想の夫婦像を思い浮かべることで、必要なタイプ像が見えてきます。
体験談①:タイプを答えられず会話が続かなかった(33歳/事務職)
婚活パーティーで出会った男性から「どんなタイプが好きなんですか?」と聞かれたとき、私はつい「特にないんです」と答えてしまいました。
するとその後、会話がピタッと止まり気まずい空気に…。
今思えば、相手は会話の糸口を探していただけ。
「優しい人がいいです」とか「話していて落ち着く人がいいです」など、少しでもヒントを出せばよかったと反省しています。
体験談②:タイプを言語化したことで交際に発展(36歳/販売職)
以前の私は「好きになった人がタイプ」とばかり言っていて、婚活がなかなか前に進みませんでした。
でも友人に「せめて一緒にいて落ち着くとか、尊敬できるとか、何かない?」とアドバイスされ、自分なりに考えてみたんです。
そこから「仕事に誇りを持っている人が素敵」と気づき、婚活でもそう伝えるようにしました。
結果、価値観の合う方と出会えて、今では真剣交際中です!
体験談③:「タイプがない=受け身」と誤解された(29歳/看護師)
アプリで出会った男性とやりとりしていたとき、「好きなタイプは?」と聞かれて「特にないかな〜」と軽く返しました。
すると「自分の考えがない人なんだな」と思われてしまい、返信が来なくなってしまったことがあります。
タイプを明確にすることって、自己理解を深めるだけでなく、相手に真剣さを伝える手段なんだと痛感しました。
よくある質問(FAQ)
Q1. 本当に「好きなタイプは特にない」と思っているのですが、嘘をついた方がいいですか?
A. 嘘をつく必要はありませんが、「自分が大切にしたい価値観」や「過去に好感を持てた人の特徴」などから、少しでも言語化する努力はおすすめです。
「タイプはない」と言うよりも、「まだ模索中ですが、〇〇な方に惹かれる傾向があります」といった伝え方が好印象です。
Q2. 「好きなタイプ」を決めすぎると理想が高いと思われませんか?
A. 一部の条件を明確にしても、「理想が高い」とは思われません。
むしろ、自分の価値観を持っていると好印象です。大切なのは“なぜそのタイプが理想なのか”という理由まで伝えることです。
Q3. 外見や職業以外で、どんなポイントを「タイプ」として伝えると良いですか?
A. 「性格」「価値観」「結婚観」「ライフスタイルへの考え方」などが特に重要です。
たとえば「穏やかに話し合いができる人」や「家族時間を大切にしたい人」など、結婚生活を意識した軸が効果的です。
Q4. タイプがないと答えてしまった後、挽回できますか?
A. はい、十分可能です。
次の会話で「実は、あとから自分でも考えてみたんですが…」と話を切り出し、タイプを見直した経緯を伝えることで、誠実さや真剣度も伝わります。
まとめ
「好きなタイプは特にない」は、婚活では不利になることが多い言葉です。
少しでも自分の理想を言語化して相手に伝えることで、出会いのチャンスも広がり、結婚への道のりもスムーズになります。
まずは、あなた自身が「どんな人とどんな人生を送りたいのか」を明確にしていきましょう。